看護師には、必要な資質があります。
まず、最も重要なのが精神的にタフであることです。
特に病棟のある病院では、患者との別れを経験することがあります。
そのたびに傷ついたり落ち込んだりすると、看護師としてやっていくには精神が持たないこともあります。
もちろん、感受性が豊かなことは悪いことではないですが、看護師の場合は気持ちの切り替えが必要になることが多いです。
また、患者から辛く当たられることもありますが、そんなときにもいちいち傷ついているわけにはいきません。
大きな気持でスルーできるメンタルの強さが求められます。
次に、重要なのが向上心です。
医療技術は日進月歩です。
そのため、常に新しいことを学び、知識を身に着けていこうとする姿勢が求められます。
勉強熱心で向上心があることは、新しい知識を吸収することに役に立ちます。
この資質は看護師として働いている以上、ずっと持ち続ける必要があります。
最後に看護師としての資質として不可欠なのが、コミュニケーション能力です。
看護師の仕事は患者と接するだけでなく、同じく病院で働く医師や医療従事者と連携を取りながら仕事をする必要があります。
そのため、言葉を相手にきちんと伝える伝達能力が必要になります。
コミュニケーションがうまくとれないと、患者に大切なことを伝えられなかったり、また、医療従事者との間に齟齬を生んでしまうことがあります。
そのため、看護師として働くためにはコミュニケーションを上手く取る必要があります。